シンプルかつ洗練されたデザインに加えて、落ち着いた色味や木のぬくもりを大切にした北欧スタイルに憧れている方は多いことでしょう。
ヨーロッパとは異なり、土地が肥沃でなおかつ山林に囲まれていた日本ではもともと家の中に建材や家具に木材が多く採用されており、木製のインテリア・家具が中心の北欧スタイルとの相性が良いです。
モダンで洗練されたお部屋に仕上げるには、室内の情報量を下げることが重要です。
生活用品のパッケージや雑誌、チラシなど日常的な製品は情報量が多くなってしまいます。
いわゆる生活感というものであり、色味や形状が複雑なものほどにじみ出やすくなるのでこういった物から片付けることがモダンな部屋作りの第一歩です。
北欧のインテリア・家具は形がシンプルで色味が少ない点、すなわち情報量が少ない点がおしゃれな部屋作りに一役買っています。
また人間は部屋の中に日常的に存在しないものが、室内に存在することで特別感を覚えます。
普通に考えれば木や動物は外にあるものであり、それらをふんだんに使っている北欧の木製家具や動物モチーフのインテリア雑貨を部屋に持ち込むことでそう感じるという訳です。
日常的な情報量を減らして、特別感のある要素を持ち込むことがモダンな部屋作りのコツと言えるでしょう。
ただしいくらおしゃれな家具とは言っても、色味や形の統一感がなければ情報量が増えてしまいます。
色味・シェイプの他にも素材や光沢など、情報量を左右するファクターはたくさんあります。
トータルのバランスを見つつ、特別感を上手く差し込むという点を意識してインテリアを配置していくことが大事です。