モダンインテリアは、インパクトのあるデザインを中心とすることが多く、見る人にとって印象的なイメージを与えることがポイントとなっています。
そのため、色の選び方が非常に重要となる場合が少なくありません。
通常のインテリアの場合はできるだけ調和を重視し、全体に落ち着いた雰囲気とすることが多いのですが、モダンインテリアの場合には逆に様々な家具等を際立たせることが重要となるため、その配色を際立つようにすることが良い方法となっています。
しかし、単純に際立つ色を使用しただけでは、単なるまとまりのないものとなってしまうことが少なくありません。
一つ一つのアイテムを目立つようにしながら、全体のバランスを保つことが重要なポイントとなります。
これを行うには部屋全体の色の使い方を工夫し、その割合を上手に制御することが大切です。
色には大きく分けて暖色系と寒色系があり、これらはそのバランスを保つことで絶妙なコントラストを見せるようになります。
涼しいイメージを中心とする場合には寒色系の青や紫、緑などを増やし、また暖かいイメージを重視したい場合には暖色系を増やすことでそのイメージを保つことができます。
どちらかが極端に重くならないようにしながら、それぞれの対比を家具などによって際立たせることが、モダンインテリアの秘訣です。